2,000年余り前の萌え獣(有翼バージョン)を発見

2,000年余り前、中国と西洋の文化融合を特徴とする、翼のある萌え獣がいた。その由来は何だろう。本日は翼獣形銅提梁盉(よくじゅけいどうのていりょうか、釣瓶酒器)を紹介したします。
1、10枚の翼のある萌え獣は、中国と西洋のミックスタイル
丸いお腹と、どこか萌え感のある短足の四つ足怪獣は、

春秋時代の青銅器世界では「特異物体」と言える。その身体には中国と西洋の有名な神獣の影響が隠されている(幾つあるでしょう)。微かに頭をもたげる獣は白虎。

背中に留るのは朱雀。

本体の両側と持ち手にうずくまるのは青龍。

中国「四大霊獣」の三尾がここにいる。
古代中国の人々は夜空を仰ぎ、黄道付近の星座を幾つ区域に分けて「二十八宿(にじゅうはっしゅく)と呼びました。そして今それを方位や季節、更に「四象(ししょう)」に基づいて、東・南・西・北の四つの区分に分けました。各区分に属する七つの宿を連ねて、それぞれを一つの動物に見立てたものが、青龍・白虎・朱雀・玄武です。
獣の傍で振り返る青龍を細かに見ると、謎深く、左右二尾の龍には五枚の比翼があり。

學界ではこの翼獣の原型はぎり鷹(たか、鷲)頭で獅子の体躯、翼のある怪獣である。

尾びれのあるグリフォンのベルト・バックル(グリフォン崇拝は古代の西アジアから地中海一帯に流行して、それは強大で高貴の象徴であった)。
2,000年余り前、中国と西洋の文明の「夢幻連動」によりますこの極稀な青銅翼獣が誕生した。

2、カクテル、燗酒、盃洗と「多用途」の青銅盉(か)
翼獣は造詣がユニークであるばかりでなく、ナイト・ランでも「多用途」である。酒器として盉は飲酒に使うことができる。王国維は『説盉』中で盉の別の効能について、「余 謂えらく盉とは、蓋し水を酒に和えるの器にして、所以(いわゆる)酒の厚薄を節する者なり。(私が考えるに、盉とは酒を水割りにする器具であり、酒が濃度を調節するものである)」と比べている。
古代人は飲酒をする前に、一定の割合で水を酒に加えて、酒の濃度を調節してから、酒杯に注いでじっくり味わった。

盉は古代の「高級シェイカー」である。また盉は水差しとしても使用でき、水盤と組み合わせて「沃盥(よくかん)の礼」を成立することもできた。「沃」杜甫水を注ぐことである。「盥」とは手洗い、洗面を指す。「沃盥」時には、盉で水を注ぎ、盤に水を溜めた。
3、一件の盉は「シルクロード」開通以前の文化交流融合の証人である。
翼獣形銅提梁盉は甘粛𠗊川(けいせん)県出土である。春秋戦国時代には、𠗊川・渭水流域は秦と西戎の境界であった。西戎は古代に中国西北地域にあった犬をトーテムとして使っていた非中国系部族であった。考古学的発見をとおして、西戎の活動範囲は今日の陝西、甘粛一帯であったことがおおよそ確認されている。
感宿は中華文明と外来文化が衝突する東西交流の橋渡しの位置にある。ここで生活した秦人は異国文化を徐々に吸収して、中原と外来文化を兼ね備えた混合スタイルを打ち出した。翼獣形銅提梁盉も「シルクロード」開通以前の文化交流の重要物証となっている。
2,000年余りの翼獣形銅提梁盉の、羽翼は古代人の創意工夫と異文化の交流と衝突を凝結したものである。

虎噬羊紋金飾篇(こぜいようもんきんしょくへん)、家畜を咬む猛獣の構想がオルドスの青銅牌飾(配色)の題材に影響した

四鳥紋金飾片(しちょうもんきんしょくへん)、鷹鷲を主体として、鈎状のくちばしの表現を強調する典型的な手法は、オルドスの青銅牌(板)の影響を深く受けている。


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