芝罘からの手紙

拝啓 逐日春めいて参りましたが、皆様には 御変りありませんが、御伺申上げます。 大蓮に於て貞子らと別れた私は、 三月廿七日、早朝芝罘着、其の後元気に 勤務して居ります。ご安心ください。 芝罘は満州に比べてはるかに町は清い。 人口二十万、日本人約六〇〇名、海軍陸戦隊 も相当駐屯して居り、日本人は増加... 続きをみる

威海衛ランドの今生

威海が接収される以前には、そこは一つの自由港であった。どんな輸入品であっても、皆徴収(ちょうしゅう)税は百分の一であった。威海が接収されると、各種の課税が頻繁に加えられ、人々の恨み節を掻き起こし(かきおこす)た。 威海がイギリス人の統治下にあった時、泥棒はいなかった。「太平楽国」とも言える。接収後... 続きをみる

2021年　威海観光ツアー(二日間)

今年の中国威海旅行は、中国国旅(威海)国際旅行社のツアーを利用することができて、5月メーディーのゴルデンウィクから10月国慶節のゴルデンウィクまで、威海2泊観光ツアーです。 威海へは青島から4時間のバス旅行で、煙台飛行場から1時間のバス旅行で、威海飛行場から30分のバス旅行で、ツアー参観者は数ヶ所... 続きをみる

落日富士

1933年の威海衛の劉公島ランド

一 劉公島は威海衛城の東10里、東西約9里(黄島から東砲台東端まで)、南北幅は1・2里3・4里と不均等で、周囲は30里、西に広く東に狭く、二つの山に抱かれ(南北の陸地もまた山岳丘陵である)、島はその間にあって、まるで双龍が玉を抱くようで、形は優絶である。南隅の砲台と北隅の砲台が左右にあり、東西を取... 続きをみる

近代煙台の初の海軍大閲兵

1886年の北洋海軍の軍事パレードは、中国近代史における最も規格が高い海軍軍事パレードの一つでした。 清朝海軍事務衙門醇親王奕譞は、会办大臣直隷総督李鴻章と共に、帮办大臣都統善慶などと共に北洋水師を閲兵し、旅順、威海衛、煙台、大沽口などを視察した。この軍事パレードでは、煙 台は醇親王奕譞のパレード... 続きをみる

煙台の昔語:醇親王奕譞煙台へ巡幸

1886年の北洋海軍の軍事パレードは、中国近代史における最も規格が高い海軍軍事パレードの一つでした。 清朝海軍事務衙門醇親王奕譞は、会办大臣直隷総督李鴻章と共に、帮办大臣都統善慶などと共に北洋水師を閲兵し、旅順、威海衛、煙台、大沽口などを視察した。この軍事パレードでは、煙台は醇親王奕譞のパレードの... 続きをみる

威海衛水師学堂

1888年12月7日、7年以上計画の進められて来た北洋艦隊は劉公島で正式に発足されました。 島上には海軍役所、鐡埠頭、機械局、石炭所などの比較的な軍事施設を建設して、主力戦艦25隻、補助高速艇30隻、輸送艦艇50隻、官兵4000人を擁し、実力ではアジア第一、世界第九位の強さである。 しかしながら、... 続きをみる

黄島と鉄埠頭(劉公島)

黄島:元々は孤立した島で、劉公島と繋がっていません。李鴻章は軍事港を運営しており、軍事的な便宜の為に石の道を使用しています。島の南東にはドックがあり、一般的に馬井子として知られていますが、現在は軟泥(なんでい)で使用できません。島には4門の砲塔があり、砲塔の位置はそれほど大きくありませんが、重要を... 続きをみる

1933年の威海衛

一 環翆楼から見渡すと威海衛の全景が見渡せます。威海衛の行政区によると、元々は四つの地区に分かれていました。 1)劉公島区　威海衛城の水面から東に10マイル、島の週に30マイル以上、清王朝の北洋艦隊本拠地、北洋艦隊提督衙門と軍事施設、全て島の上にある。イギリス人が租借した後、イギリス中国艦隊の拠点... 続きをみる

煙台中米友好の牌坊

煙台毓璜頂公園北斜面に1922年にキリスト教アメリカ長老派教会聖職者の使用の為に建てられた中山堂は、後に山東省立第八中学校で使用され、現在も残ってる。 1925年秋、煙台の地元商人牟君山、劉堂棣、孫灜九、賴玉圃などが出資して、キリスト教長老派教会の聖職者学校の建築物群を基礎として校舎建設を進めて、... 続きをみる

1933年の煙台概要

煙台の歴史は煙台港の商業の中心地にあります。 明代には東洋武士集団襲来を防ぐためにここに狼煙台が設置されていたので煙台と呼ばれ、北に芝罘島があったので芝罘とも呼ばれていました。元々は福山県の漁村でした。1860年(清王朝の咸豊10年)、清英仏天津条約は商業港として登州を開港しましたが、その後、登州... 続きをみる

1933年の煙台海岸のアメリカ兵

1933年の煙台海岸のアメリカ兵:米兵の生活はふしだらで、日本兵とは趣が異なっていた。 米国フィリピン艦隊は、毎年五月になると煙台へ避暑に来て、盛時には2〜30隻、少ない時で10隻あまり、九月に天気が涼しくなると離岸し始めた。水兵一人に月80ドル、中国の銀洋300元で以上が支払われて、中国の中級将... 続きをみる

ドースウェイト伝

このイギリスの医者宣教師は本国の清国に対するアヘン貿易を停止するよう呼び掛けただけでなく、禁アヘン部門も設立した。 近代の煙台は西洋キリスト教の各教派が清国で宣教する重要な町であり、英、米、仏各国の多くの教会や宣教師が集中していた。これらの宣教師は煙台で信者を集めるすると同時に、文化伝播や経済活動... 続きをみる

徳盛工房(ワークショップ)楼跡地(威海)

建設年：1932-1935 住所威海市宝泉路2号徳盛工房は、1920年に威海西郊外の大嵐寺人劉松亭によってオープンしました。主に土木(どぼく)、商業、ドックエリアの建設工事を請け負い、セメント、木材、レンガ、その他の建築資材を流通し、木材加工場、セメントタイル工場，刺繍工埸、賃貸住宅事業を開始しま... 続きをみる

ミスツェの別荘旧跡(威海)

イタリア商人の別荘旧跡 建造年代は民国 環翆区環海路9号 省級重要文化財 1902年、威海衛イギリス政府は威海衛市街北東部でエドワード貿易港建設を始めたので、一部の商人は劉公島以外の場所に商業施設と住宅建築への投資を開始したが、イタリア人の別荘はその一つである。 環海路海都ホテルの西側に位置し、ア... 続きをみる

110年前の水泳競争(煙台)

芝罘学校、正式名中国内地会学校(シナランド・ミシオンスクール，略名CIM)は1881年煙台の東海浜に創建され、外国人子供達を専門に募集した、清末から民国に至る中国で唯一でただ一ヶ所の純粋なイギリス式の寄宿学校であった。 当校は古典文化と宗教教義を重視する一方、イギリスの名門校が体育教育を重視する伝... 続きをみる