光復煙台記念章
辛亥革命(1911年)時期の煙台独立の特製記念物。銀製、楕円形(だえんけい)、小径3.5センチメートル、だい径4.5センチメートル、上部に紐(ひも)があり、紐には赤色三角形の装着布結ぶ。記念章の正面中央部には中華民国の国旗と「鉄血十八星」陸軍軍旗の図柄があしらわれている。
上部に「光復煙台」とあり、下部に「山東都督胡瑛贈」とあり、両側に「記念」などの字様があり、共に楷書陽文で、筆跡は明瞭であり、背面上部に篆書で「瑛」字が、中央に横書きで「宮錫徳」が、陰文である。
下部の「煙台宝興」の印刻は、宝興屋号の金銀首飾り店の製作した印章である。この章は煙台の辛亥革命18豪傑の一人宮錫徳が佩び(おびる)た物である。1965年1月煙台博物館は宮錫徳の孫娘宮本喬の所から徴収された収蔵された。
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