青島聖ミカエル大教堂

1908年、24歳のドイツ人宣教師ビショフ(Bischof Georg Weig)が中国に来た。当時、彼は青島にランドマークになる建物を残すなんて思いもしなかったし、さらに自身が後日この建物で永遠の)眠りにつくとも考えてもいなかった。 しかし、聖なる言葉の宣教師として、彼はすぐに、より良い“主の福... 続きをみる

1920年の威海衛

1917年以来、威海衛は降水量が非常に少なく、1919年の深刻な干魃は、殆どの穀物の不作に繋がっている。1920年初頭、威海衛は深刻な飢餓に見舞われた。多くの人々は十分な食料を持たずに、とうもろこしの芯、薩摩芋の鰻、その他の栄養の無い食物を食べることによって、飢餓に当たった。行政長官(総督)ロック... 続きをみる

煙台黒船事件

アメリカ宣教師メリズは、ブロックする契約を結んだ蓬莱の空き家を借りました。地元の紳士が西洋人の宣教師の伝道に反対して賃貸が不能になりました。これは、清国と米国の最高レベルまでの民間葛藤です。 同治3年6月28日、総理各国事務衙門から三口通商大臣崇厚までの文書:登莱青道によると、アメリカ宣教師メリズ... 続きをみる

ロックハート伝(ロックハートと威海衛)

香港の近代史を知っている読者は、ロックという英国人に精通しています。 香港の英国政府の副長官として、彼はイギリス側を代表して、清国代表の王存善と展拓香港界址交渉を行い、香港に駐留する英国軍司令官のガス・ジュと共に、新界の人々に対する英国の闘争を鎮圧する為にイギリス軍を率いた。しかし、威海衛英国政府... 続きをみる

ロシア軍艦拿捕事件

1904年8月10日、日露両艦隊は旅順口で海戦を行い、その夜、敗北したロシアの魚雷船「レシトロニエ」が煙台港に逃れた。 翌日の朝、煙台日本領事の水野氏は、ロシア軍艦が煙台に逃れたと東京に報告した。水野は煙台知事何彥升に会い、24時間以内にロシア軍艦を強制する為の措置を講じるよう中国に要請しました。... 続きをみる

芝罘の朝陽

煙台東海関

煙台市の発展は、間違いなく港によって繁栄しています。開港当初は天然の桟橋で、貨物の積み下ろしは非常に原始的でした。 港湾貿易の増加に伴い、税関ターミナルの建設が急務となっていますが、資金などの制約より、ターミナルの建設は保留されています。同治四年(1865年)まで、東海関の提出によると、総税務長官... 続きをみる

北中国の宣教師大救出事件(清朝)

1863年、米国は天津領事館の指導の下、煙台に領事を任命し、最初の領事はフランクリン・ナイトでした。米国の2回目の煙台領事館は煙台山東路に位置して、1896年➖1924年に煙台英国領事館の初期の別荘を租借(リース)。 この別荘は、1860年から1870年代に初期の建物、英国コロニアルスタイルで建て... 続きをみる

盎司（オンス)洋行

煙台市芝罘区朝陽街北区の南側に位置し、1866年に建設されたオンス洋行は、ビジネスビル、オフィスビル、総合倉庫ビルなどで構成されており、総建築面積は約2500平方㍍です。 事業用建物は西側に向き、建築面積は約800平方㍍、四方斜面、屋根裏に青の瓦寄棟造り、煉瓦と木造の2階建て、角型平面の建物です。... 続きをみる

啓喑学校「チャールズ・ロジャース・ミルズ中国聾児記念学校」

1886年、アメリカ宣教師チャールズ・ロジャース・ミルズ(1829ー1895，アメリカのピーナッツを山東省に導入しました)とアニタ・T・ミルズ夫人(1853-1929)は、中国初の聴覚障害者学校である山東省登州府城(現在の蓬莱)に啓喑学館を設立しました。ミルズはイングランドのウィンザー出身で、ニュ... 続きをみる

イギリス人フォークソンと煙台の物語

1861年、フォークソンは煙台にフォークソン会社を設立し、煙台が開港して以来、主に海運業に従事した最初の外国海運貿易会社でした。 1867年、フォークソンの船はカーディフ湾から煙台への直行便を運行し、1907年には煙台山西側の太平湾の北に「フォークソン・ピア」と呼ばれるターミナルを建設しました。実... 続きをみる