之罘東観刻石 秦 李斯

維二十九年 (秦始皇帝の）二十九年 皇帝春遊 皇帝は春の行幸で 覽省遠方 遠方をご覧に出かけた 逮于海隅 海の近くに至り 遂登之罘 之罘山に登り 昭臨朝陽 陛下は朝陽に臨み 觀望廣麗 広大で美しい様子を展望した 叢臣咸念 従臣は皆想うのである 原道至明 伝統の道は明らかで 聖法初興 神聖な法が初め... 続きをみる

之罘刻石 秦 李斯

維れ二十九年 時は中春に在り 陽和方に起つ 皇帝東遊し 巡りて之罘に登る 海に照るを臨む 臣を従え嘉觀す 原より念う烈を休むを 本始を追誦すれば 大聖作治し 法度を建定す 綱紀を顕著にす 外諸侯を教し 光施文恵す 明らかにするに義理を持って 六国避を回る 貪戾して厭ること無し 虐殺巳まず 皇帝衆を... 続きをみる

フラー伝

煙台近代の開港後、多くの西洋人が商売や伝道活動に従事した方その内の1人のイギリス人は「尋常な道を外れ」宣教師から商売に転向し、19世紀中後期の煙台で最も成功した西洋実業家の一人になった。彼は宣教師ウィリアム・ロバート・フラー(1834-1894)で，嘗て煙台で繁栄を極めた傅利洋行を経営した。 フラ... 続きをみる

威海衛の「桃花源記」

西晋の陶淵明の「桃花源記」に描かれた，俗世から隔絶し、戦禍に見舞われることもなく平和に暮らせる美しい土地.後世，外界の影響を受けない土地または想像中の美しい世界のたとえとなった。 実に清国の威海衛の土地に「桃花源記」の別天地があった。 威海衛に嘗て存在したこの世の外の桃源郷: 清の時代、威海衛にま... 続きをみる

ウィリアムソン伝

　　　　　一、アレキサンダーウィリアムソン1855年9月24日、アレキサンダーウィリアムソン(Alexander Williamson)は夫人イザベル(伊莎貝尔)を伴って山東省煙台に到着、二人は最も早く煙台に到着したキリスト教の宣教師であった。 当初、ウィリアムソン夫妻は煙台を拠点に、伝道活動、学... 続きをみる

威海衛ランドの前世

と力を合わせ日清戦争で清国が敗戦した後、李鴻章(1823-1901年)が特使として派遣され、日本との「中日講和条約」(馬関条約)を締結した。 その後、ロシアはドイツとフランスを連合して、日本に対し、遼東半島の占領を断念するよう要請した。これは、近代史における有名な「三国干渉」事件である。光緒22年... 続きをみる

ファーガソン伝

同治元年(1862年)四月二十九日、清国総理衙門(清国の外交機関)は山東巡撫譚廷襄の「フランス領事トーマス・ティアーニー・ファーガソン)は煙台登莱青道の崇芳に通知，フランス水師提督普尔敦が既に崆峒島に倉庫を建て、『石炭上水一切の器具を保管』したが、いまだ清国当局との事前の明約の無いことを認め、ラン... 続きをみる

煙台の「小人国」

小人国について中国古典に記載があり、その中で最も早期に言及したのは「山海経」です，つまり「小人国があり、その国の人は靖人と呼ばれる。」、「小人が居リ、名は焦僥の国と言う。」、「周僥国はその東に在り、その国の人は身長が小さく、被リ(かぶり)ものを身に付けている。」などなど。大部分は詳細な説明はないけ... 続きをみる

モーリソン(Morrison )伝

馬理生(Morrison )は煙台開港史上最重要な人であることは言うまでもない 英国人は、煙台山に新しく建設した道路にMorrison 路と命名した(中国語では嘗て“履信路“，現在は”歴新路“という)。この道路の英文標識は、現在煙台市博物館に収蔵されている。 1858年6月、イギリスとフランスは清... 続きをみる

登州・題春雪

一夜東風勝北風，鵝毛飛乱满長空。 梨花樹上白加白，桃杏枝頭紅不紅。 鶯問幾十能出谷，燕愁何日化泥营。 寒氷鎖住轍千架，路阻行人去不通。 一夜東風　北風に勝る，鵝毛 飛乱 長空に満つ。 梨花樹上　白に白を加え，桃杏枝頭　紅にして紅ならず。 寒氷は轍千架を鎖住し，路は行人の去るを阻みて通ぜず。 *ある... 続きをみる

老煙台の「芝罘日報」

「芝罘快邮」に代表される英字ビジネス新聞は、言語制限により、煙台出身の中国人に読書障害を引き起こしており、英語ビジネス新聞の視聴者は、主に煙台外国人をターゲットにしています。 従って、そのビジネス情報コンテンツは、主に外国の銀行や外国製品の宣伝であり、煙台地方(ローカル)ビジネスには殆ど関与しませ... 続きをみる

蓬莱大杆号「戚家将軍令」

蓬莱の大杆(ロングホルン)は民謡や民俗音楽の為の一種の吹奏楽器で、蓬莱一帯で長い歴史があり、とても広く伝播している。 民間芸人の記憶によると、この楽器は、蓬莱で少なくとも四百或いは五百年の歴史があり、明清時代には既に官府、軍隊や民間の冠婚葬祭の儀式で流行していた。2006年、この民俗吹奏楽は、地方... 続きをみる

芝罘特別任務班と吳佩孚

1904年日露戦争直前、日本軍参謀本部は中国国境内で多くの特別任務班を設立した。 こうした臨時に設立した情報機関は大量の諜報部員を派遣し、ロシア軍に対し偵察、破壊と襲撃撹乱を実施して、陸海作戦に支援を提供した。 その中で煙台の芝罘に開設した特別任務班は、袁世凱による密偵の中国側軍人が加わり、その中... 続きをみる

ミルズ夫人伝記

120年前、中国初の聾学校である登州啓喑学館が、煙台北部の小さな町、登州(現在蓬莱)の丹崖山の下のバンガローに誕生しました。 煙台市聾啞中心(聴覚障害者センター)学校の前身であり、中国の聾教育が始まりました。 登州啓喑学館は後に煙台へ移転、前後60年間で煙台啓喑学館、煙台啓喑学堂、煙台啓喑学校と改... 続きをみる

谷牧新伝

1951年末、毛沢東は津浦鉄道を南下し、済南市に車で到着し、列車で済南市党委員会書記、市長谷牧を召喚した。 当時、谷牧は緊張し、毛沢東主席は彼とお喋りをし、済南での彼の業績を肯定し、その後、天南海北、古代と現代の間、話題を回った。 毛沢東主席は「谷牧、あなたは済南市党書記(最高行政長官)、なぜ済南... 続きをみる