清太宗ホンタイジの御用腰刀
ドラマ撮影した皇太極(ホンタイジ)
瀋陽故宮には后金帝王の御用兵器が幾つかあります。例えば、清太祖ヌルハチの宝剣、清世祖福臨の牛角の樺皮の弓、清代中後期の清高宗弘歷のの綿の鎧(よろい)などがあります。及び清代八旗将兵の護衛武器、警報武器、弓箭、刀剣、ショットガン、火砲などの冷熱兵器は100件以上があります。
清代軍隊の熱兵器は国家によって配布され、山海関に入って後の冷兵器の装備システムは異なっていました。自分のものを最初に持ってきて、それから配達していました。清朝の制度によれば、皇帝、宗室王公、八旗世爵、文武大臣及び各省督府総兵、八旗騎馬隊、緑営官兵は全て鎧を着ており、刀を持ち箭を被り、そしてそれらの様々な武器の形制配布、数額等級には厳しい規則があります。
この腰刀は、その唯一の幾つかの実用的な武器の一つであり、全長94.5㌢、長さ75㌢、幅4.5㌢、厚さ1.6㌢、材料は、鋼の原料、即ち炭素鋼(たんそこう)、適当な炭素量鋼、硬度を確保し、靱性(じんせい)を保証することができます。
刃先(はさき)は鋭利(えいり)で、柳の葉の形をしており、前部はやや広く、わずかに上向きに湾曲しています。腰刀の背中は、戦闘中に切断の強度を高める為に徐々に厚くなります。腰刀本体の両面には、二つの長い凹み(くぼみ)、即ち、二重血液溝を開き、戦いの致命的な血の刃を作る。刃先の四分の一付近の背骨の反刃があり、上血溝から反刃まで、下血溝は刃先を真っ直ぐ貫き(つらぬく)ます。
この形制は清朝中期まで続き、皇帝の随侍な佩刀(はいとう)から清朝初期の八旗騎馬隊の佩刀まで、このスタイルでした。刀柄(とうへい)は木製で、銅鎏金、木材、ワイヤーロープ、サメの皮などの複合で作られています。外側は固体木で正方形に刻まれ、ハンドルのグリップ力を高める為に幾つかの糸くずのロープで結び付けられています。刀装(とうそう)は木製で作られており、尾端は刀の先に僅かに湾曲し、外側の包帯は黒いサメの皮で覆われ、そのシース本体には四つの銅の横箍(クロスフープ)が取り付けられ、金色の彫刻された花のシース(鞘錮)で飾られています。二つの銅鎏金フープは、着用の為にライブリングが付属しています。
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