山東省藍鯨野球・ソフトボール倶楽部国際交流センター

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ようこそ、孔子のふるさとへ。
悠久の歴史を尋ねて旅立てば、孔子のふるさと中国山東省はすぐ近くです。ここは中国文明揺籃の大地。山東省エリアには中国伝統文化を形成し、子々孫々に伝えられ、多くの古代聖人がここで生まれました.「至聖孔子」、「亜聖孟子」、「兵聖孫子」、「書聖王羲之」、「智聖諸葛孔明」······3000年前の周代、このあたりには多数の国家がありました、斉国、魯国は殊に有名で、今も山東省のことを斉魯大地と呼びます。
朋あり遠方より来る、また楽しいからずやと孔子が語ったように山東省は「孔孟の故郷、礼儀の邦」として、歴史資源に豊み、多彩な伝統習慣を継承し、「周礼」から「論語」まで数多くの儒教聖典を生んできました。古代から現代まで、明るい山東人は忠実·仁義尊守、こつこつと「フレンドリー山東」を実践しております。
百聞は一見にしかず、ようこそ山東へ、いらっしゃい!
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漢字の初の解釈: 黽

「黽(ビン、ベン」は象形文字である。


甲骨文の「黽」   、  、  、  の構造と解釈については様々な説明がある。

一説に、甲骨文の「黽」の構造はクモと同じ種類の線画であり、クモは糸を吐くことができることは人知の常識であり、しかも「縄(繩)」字はクモ「黽」が糸の巣を掛けることから発展していることから「繩」字の「クモ」を指している。


またあるいは、甲骨文の「黽」は、首が短く尾がなく、後足が長く折れ曲がる、カエルの形を象り、造字の本義は「蛙黽(アボウ、カエルの一種)」である。『説文解字』に、「黽は、蛙黽なり。」『尔雅・釈魚』に、「水に在るは黽。」郭璞の注に、「耿黽(タンボウ)成り、青蛙(アオガエル)に似て、腹が太く、ツチガエルとも言う。」

またあるいは、甲骨文「黽」の構成は蛙とは無関係であり、「黽」は「縄(繩)」の元字であり、字形は銀蝿(ギンバエ)、または虻(アブ)であり、音が転注して「蠅(ヨウ)」の元字となった。

またあるいは、甲骨文の「黽」の構造は「水黽(アメンボ)」であり、または「黽蝽」と言い、一般に「水馬(水馬(スイバ)、水蜘蛛(ミズグモ)、水蚊子、水蜢子等」と言い、また「水虱子」とも言った。体形は細長く、長さ1センチメートル、黒褐色で、頭部は三角形、動作は軽妙で通常は静かな水面や流れの緩い水面で生活するアメンボ科の節足動物である。

あるいは、甲骨文「黽」の構造は「蛇」の変形であり、小篆の「縄」字は「繩」字の「糸(麻糸)」と「黽(ヘビ)」との構成であり、麻糸やあるいはその他の繊維を織り交ぜた織物であり、「蛇」に似た細長く柔軟な細い帯であると考えられる。

甲骨文「黽」字と「龜(亀)」の字形が似ているため、大変混同されやすい、異なる部分は「黽」字には尻尾が無く、「龜」字には尻尾があること。

殷商時代には「黽」字は甲骨文の形態を継承して、字形全体は青蛙(アオガエル)の姿であった。

周代中期や戦国時代の「黽」    、  字は「它(蛇)」の両側にそれぞれがあった。

小篆「黽」    は周代中期の「黽」字の形態は隷書    に変化して、上部を「罒」と書き下部は「电」(清『隷辨』)と書いている。楷書は隷書を基礎として「黽」と書き換えている。

「黽」の本義には、その意味と解釈に関して諸説があるが、「クモ」説の信憑性がやや高い。「黽」は常に努力、苦労を形容している。『詩経』の、「黽勉(ビンべん)として事に従う、敢えて労を告げず。」は、「ギンバエ」などの小型の昆虫を休むことなく食べ物を探して奮闘することを有来としている。

「黽」、黽池は、古代の県(日本の郡)名であり、河南省澠池県西部に位置する。

「黽」は姓でもある。