此処を摩ると、一身の陽気が刺激され、此の人は皆リラックスする。
臍と神闕のツボは、人体生命の最も人目に付かない場所で、最も健康に関する重要なツボであり、命門のツボ遥か遠くに向かい合い、陰陽が調和し、人体の生命エネルギーの所在地である。古人は「生門」と称している。
神闕のツボは人体の元気の根本で、それは内に向かい身体の真気と真陽に連なり、陽気を多いに補うことができる。任・帯・衝の三脈は此処を通過し、五臓六腑と連係している。だから、もし各部の気、血、陰、陽に以上な変化が発生すれば、神闕のツボを刺激することを通して全身を調和させ、目的に到達できる。
漢方では臍は脾臓に属し、消化不良や全身性の陽気の不足、四肢を含む冷え、男性、女性等の多くの生殖系の疾病にも一定の健康保持と治療の作用がある。
「臍は五臓に通じて、真気が往来する門であるので、神闕という。」
古代人は神闕のツボを利用して養生と病気治療をすることを大変重要視しており、脳卒中で前後不覚となった人が有れば、経験豊富な漢方医がこのツボに灸を据えて救急手当に当る。
日常の健康保護で、神闕をマッサージして養成し、長寿、健康、救命、痩身を逃さないための良い方法であった。常に神闕をマッサージすることで、ツボの火を生み、連綿と燃焼させ、五臓六腑を調整し、陰陽のバランスを平衡にして、全身の命脈を温めさせる。
現代人の多くの疾病は陽気、元気の衰弱を本源とし、胃腸の功能の衰退、精神の後退不振、男女の生殖功能の不調など、常に神闕のツボを摩ると人体に真気が充満し、精神が充実し、腰の筋力が強壮となり、顔色が赤く潤い、耳目聡明となり、身も軽く寿命が延びる。腹痛、腹鳴、浮腫(むくみ)、膨張(ぼうちょう)、下痢、痔瘻(じろう)、脳卒中、脫症外脱に対しても独特な効果がある。
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