女性を全身万病にさせる、人体の陽気を消耗する5種の日常的行為とは

2022/12/16 04:52

臨床では、多くの疾病はみな陽気不足が造成するもので、例えば癌、不妊症、肥満、内分泌疾患、腎臓病などがある。

『内経』によれば陰は形を形成し、陽は気を変化し、陽が不足すれば、万病が発生する。

患者の病歴を詳細に調べると、これらの疾病の発生の原因は、患者の長期の生活習慣が不適当に累積して形成されたことが、次第に明らかになり、しかもこれらの習慣は一見健康そうであるが、往々にして我々の健康の大敵であることが良くある。

【陽気は、天と日に如かず、其の所を失えば、即ち寿を折きて、彰かならず。】

足首を露出するのが一種のファッションとなると、あらゆる陽の末端が破壊される。

もし生足美脚を披露したいならば、せめて三陰交のツボを隠して欲しい。

多くの女子が上にはコートやダウンを羽織り、下は9分丈のパンツや時には長いパンツをロールアップして、足首を露出するのを好むのは、多くの女子が「韓流ドラマのアイドルが、このように穿いて、スマートに見える。」と認識している。流行に乗るためには、少々寒くても問題はない。

しかし皆さん、漢方では足首には、三陰交という重要なツボがあるのだ。三陰は、肝臓、脾臓、腎臓の三本の陰経絡が混じり合うツボである。肝臓は血を貯蔵し、脾臓は統血(血を漏らさない)、腎臓は精気を貯蔵する。交とは、交流である。三本の陰の経路が此処で交合するので、三陰交という名のツボである。このツボが寒気を受けると、肝臓、脾臓、腎臓の三本の陰経路も重症となる。

もしどうしても足首美人となりたければ、せめて三陰交のツボを覆う必要がある。

腰や臍を露出すると、命門ツボの元陽(陽気の源)は尽きてしまう。

足首の露出以外にも今のパンツはだんだん浅くなり、臍や腰を出してセックスアピールと個人の魅力を実現している。

しかし、我々腰の後側には大変重要な命門というツボがある。腎臓は人間の生来の基本であり、命門に元陽があれば、腎臓の気は全身の陽気を暖める作用があり、人体が陽気に満たされれば、万病を取り除く。

このほか、臍も重要なツボで、神闕と呼ぶが、神も、尊、上、長は、父母または先祖を指し、闕と牌坊も、神闕も先祖あるいは先人の残した標記を指していて、もしいつもローウエストのパンツを穿くと、腎臓の気を汚損して、体内に陽気が不足し、人はすぐに体内の血流が不通となり、下半身まで痺れや、痛み、冷えなどをいつも感じるようになる。

腹部は最も冷えが恐ろしく、帯脈のツボも冷えを恐れ、脚の太陰脾経、陽明胃経、少陰腎経、厥陰肝経の経絡や、任脈というツボ迄の経絡は全て腰と腹にある。

だから、古代では、女子は肚兜(金太郎の前掛け)をつけていたのであろうと考える。それは美しさばかりでなく、腰や腹部全体を保温することができるからであろう。

朝起きてから体や頭を洗うのは、水で少陽のツボを洗うようなものである。

我々がいつも西洋の映画で見ているのは、起床後にシャワーで、体や髪を洗うシーンを見かけるが⋯⋯。

我々はいつも洋画の中で、起床後シャワーで体や頭を洗うシーンを見かけるが、最近では段々若い人も朝にシャワーで体や頭を洗う人も増えているが、中国の各王朝や各時代の書籍には、早朝に体を洗うなとは明確には説いていないが、陰陽消長の原則では昔から我々に忠告していて、『内経』に「陽気は、一日にして外を主さどり、平坦に人の気が生じ、日中に陽気が隆んとなり、日が西向くと陽気は已に虚ろとなる。」という。

いわゆる平旦は、太陽が地平線に出る時刻である。この時には、正に人体の「陽気」が生まれた時で、生まれたばかりで相対的に弱く、また導きと伸長させる必要がある時刻である。朝の7時〜9時は陽明胃経が整う時刻で、この時刻に体や頭を洗うことは、全身の皮膚と筋肉を打ち開くことに等しいが、この時刻の全身の大部分の気血は皆足の陽明易経の経絡に集中していて、朝食の消化を待っているのである。

このように、人体の体表は極めて寒気に侵されやすく、また頭部は諸々の陽気の始まりであり、この時刻のシャワーは陽気を成長を揺かごの中で抹殺するようなものである。

もしどうしても早朝にシャワーをしたければ、朝食後半時間以後を選ぶべきである。

大量にフルーツを食べると、陰寒が直接脾臓の陽気を消し去る。

春は発陳(生成)の季節で、万物が成長するが結果の時ではない。現在多くの女性が多くフルーツを食べて、各種の栄養要素を補充し、更に美白、痩身できると考えている。

しかし、『皇帝内経』では、我々に、春の三月には天地倶に生じ、万物以て栄えると言い、春は発陳の季節で、万物が成長するが結果の時ではなく、大部分の植物は春夏に開花し、秋に実を結ぶので、自然に順応して、秋に、メロンが熟して蔕が取れるので、フルーツを食べる季節が秋なのは、自然の流れなのである。

夜に運動やランニングをするのは、一日の最後の陽気を消耗する。

戌の時(19時から21時まで)は、心包経絡が最も旺盛で、心臓周辺を整理して補修し、睡眠の便をはかっている。だから、夜間には激しい運動は不要である。

現在多くのホワイトカラー会社員は、通常毎日各種の仕事に出退勤し苦労し、夜になると、専用の時間を見つけてジム運動をして、大量に発汗することは、健康的であると考えている。

しかし子午流注では我々に、戌の時(19時から21時まで)には、心包経絡が最も旺盛で、心臓周辺を整理して補修し、睡眠の便をはかっている。だから、夜には激しい運動は不要なのは、先程説明した体や頭を洗うことと理由は同様である。

早朝には陽気が上昇するので、我々は陽気の上昇に応じて、この時間に運動するのが最も適合しており、夜には陽気が消退し陰気が増長するので、激しい運動は、人体の正常な運行を撹乱するが、これがどうして健康を考えている言えるのだろうか。

なぜ現代の女性の健康には多くの複雑な問題があるのですか？

現代社会では、女性は幾つかの問題について医師に相談することができ、女性の医師がたくさんいますが、女性の健康に影響を与えるのは古代よりも遥かに多くあります。

まず、寒邪が増えています。

古来、寒邪の殆どは、突然の寒さ、人々がより多くの衣服を着る時間がないなどの自然条件によって引き起こされました。人類が誕生してから長い年月をかけて、人間の体は基本的に、夏は暑く、冬は寒く、四季に適応するように進化してきました。

しかし、現代社会、つまり此処数十年でこの状況は一変し、まず、エアコンの登場により、過去数十万年には見られなかった微気候パターンが生まれました。それはどのようなパターンなのでしょうか？

最初の30分間は外の灼熱の太陽、次の30分間はオフィスに入るとエアコンの効いた震えるような環境でした。それから外に出てまた汗をかき、また震えながら戻ってくる。

人類は数万年、数十万年かけて体を進化させてきましたが、此処数十年で突然新しい状況に遭遇し、課題は十分に大きくなっています。

夏は観察すると、様々なショッピングモール、バス、地下鉄、オフィスでエアコンが完全にオンになり、毎年夏に電気が緊張します。人々の体は、この寒さと暑さの交互の中で行ったり来たりしてテストされます。

近年、皮膚疾患の患者数が飛躍的に増加しているようです。これは一方では食品汚染に関連しており、他方では空調に関連しています。

例えば、外で大量に汗をかき、オフィスに入ると冬のように寒いので、結果はあなたの汗はどうすれば良いのですか。

それは全て皮膚にくっついています。漢方ではこれを内熱外冷と言い、内外は不調しており、平常時ではこのような病態を形成することは非常に難しいのですが、このエアコンは毎日このモデルを作ってくれます。

このような状態が長く続くと、様々な皮膚炎、蕁麻疹などの様々な皮膚疾患が形成されます。

この異常な冷えは、消化器系にも問題を引き起こす可能性があります。伝統的な中国医学では、脾臓と胃に問題があると言われています。手足が冷えているため、風邪はすぐに内臓に広がります。人体の血流の流動の速度は速いですし、夏場の調子が悪くなる人が多く、中には食べ物に汚染されている人もいますが。しかし、多くはそうではなく、食べても問題ない人もいますが、これは腹痛と胃のむかつきがあり、脾臓と胃の風邪です。

東南アジアで開業した医師は皆、夏に冬にしか発症しない病気が多く、馬黃煎剤と福利子立中丸薬を使用する必要がある場合が多いのは非常に奇妙だと言いました。コンディショナーは非常に良くオンになりました。

しかし、影響を受ける可能性が最も高いのは女性です。なぜなら、女性は夏に服を着ることが少なくなり、腰を露出させることさえあるため、寒さで体を傷つける可能性が最も高いからです。