歴史の息吹in青島
天后宮
明代に創建された、市区に現存する最古の廟。「天后」とは別名「媽祖」とも呼ばれる中国古来の海を守る女神で、海に関連して仕事をする人達からの信仰が厚い。現在、青島市博物館としても利用されている。
🔺太平路19号
🔺82880728
🔺無料
湛山寺
中国近代に建てられた伝統的寺院として知られる名刹。1945年竣工された多層石造塔「湛山仏塔」も有名。建物こそ古くはないが、緑が多く厳かな雰囲気に包まれている。
🔺芝泉路2号
🔺83862038
八大関
八大関風景区は本来、1930年代頃から青島で滞在していた各国官僚や資本家の別荘地として栄えた。そのために各国の富豪が趣向を凝らした建築が多く残り、「世界建築博物館」とも称される。2002年、国家級分物単位に指定された。
青島山砲台遺跡
ドイツ人が1899年に建設した青島山砲台は、南北2基の砲台と広大な地下司令部からなる。ドイツ軍が1899年から6年をかけて建設。地下司令部は総面積2000㎡、3層(一部5層)という大規模なもので、50の部屋が迷路のように、現在も当時のままに保存されている。1914年日独戦争の時、ドイツ人は降伏前に砲台を破壊、地下司令部のみが残った。中国海軍の使節として使用された後、1997年に一般公開。
🔺興安支路1号
🔺82873567
🔺無料
海雲庵
創建は明代にまで遡る寺院。古来より旧暦正月16日に行われていた縁日が現在の「糖球会」(糖球=串に刺さったサンザシ飴)の発祥で周囲に露店が多く出て賑わい、国内外からも観光客が訪れる。
🔺四方区興隆路1号
🔺83714525
劈柴院
100年前の下町「劈柴院」の統治権の街並を再現した空間。有名なレストランなどが軒を連ねる。芸術家の街らしく、構内の江寧会館劇大禹では週末になると京劇や中国漫才(相声))が演じられ、無料で観覧できる。
🔺中山路と膠州路交差口南面
🔺無料
ドイツ風情街
旧市街、中山路の北側に接続する館陶路は青島租借時代に各国の銀行や商社が立ち並んだ当時のビジネス街。現在も古い建物が残り、外壁や街路を補修し、ドイツ風情街として散策に適した街並に変わった。
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