ウィルキンソン別荘(威海衛)
威海衛管理役所の土地登記簿によると、別荘はイギリス人ソロモン・エゼキエル・ドークに1921年と1922年に分け分譲され、1933年9月30日に、エドワード・シェルドン・ウィルキンソンに譲渡(じょうと)された。
建物は大小5棟45室、延べ床面積957平方米である。その内南と西側に元にあった門番室は、現在取り除かれている。南棟本館は287平方米で、主に外国に貸し切られている。後に別館は2階建ての小さな建物で、中国語で「石廬」という名で、主にウィルキンソンの住居として、一部は炊事場、倉庫(そうこ)、使用人が使用した。西北側の別館は寄棟(よせむね)の平屋で、160平方米。北側2〜30mには1.6畝(220坪?)の花壇があり、塀に囲まれていて、大門は円形である。
建物が完成すると、主人は毎年夏に避暑に威海衛に来た。1947年国民党が威海衛に侵攻するとドアや窓を打ち壊して、トーチカに改造して、
建物はひどく損傷した。1951年駐留威海某部が管理を引き継ぎ使用」、1990年代にはここに海軍職員療養所が設立された。2000年代に修繕が進められた。現在本館は高級客室で、別館は療養所の事務棟となっている。今、ウィルキンソン別荘は山東省省級文化遺産に登録された。
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