新疆

紀元17世紀から18世紀にかけて、清朝と帝政ロシアは共に領土拡大を経歴した。帝政ロシアが気にかけていた天山の南北は乾隆皇帝がしっかり掌握して、乾隆皇帝は西域に大量に駐軍して、新疆と名を定めた。

その後、帝政ロシアは新疆に対して侵犯の気持ちがあったが、清朝一代には、新疆の主要部分は旧来通り清朝の領土であった。

乾隆皇帝は元々明朝に属さなかった領土をみな慎重に編入したが、この貢献は突出していた。

トルグート東帰記念儀式

トルグート(土尔扈特）は東方に帰属したので、帝政ロシアはどうしようもなかった。東方帰属の途上、トルグート人はずっと帝政ロシアとコサック、カザフなどの軍隊に絶えず包囲追撃され、トルグート人が清朝国境に近づいたものを見て、帝政ロシアは清朝政府と連係を開始した。双方が交渉する中で、乾隆皇帝の覇気で徹底を体現した。

トルグート部族

乾隆皇帝は帝政ロシアに、「これらのオイラートは貴方の所で安全に暮らせなかったので、大皇帝の恩沢を求めて、大清国へ逃走し忠心帰属せんとしたので、大皇帝は恩を施し、その人口を、地方を指定し居住させ、各々安住の場所を獲得している。」と書信を出した。

この文章を概約するとこれらの人は貴方の場所では好いことがなく、我国のほうが良いと聞いてやってきており、彼らは来たいのならば、我も確かに必要なのであるということ。

トルグート部族が新疆地内に到着すると、乾隆皇帝は彼らに多くに資金と物資を与え、彼らの生活を保障した。ある人はトルグート部族が東方帰属した壮挙は、このように大きな危険を冒して祖国へ回帰するためであり、この精神は学ぶべきものがあると感動している。そして乾隆皇帝へのトルグート人の帰属態度は、更に人々に誇りを持たせた。

清露辺境茶葉貿易

辺境貿易では乾隆皇帝は帝政ロシアに対しても強硬な態勢を表した。乾隆皇帝は嘗て三度帝政ロシアがキャフタで相互市場を停止したが、理由は帝政ロシアが逃亡犯を匿い(かくまう)、辺境を掠奪しているなどである。相互市場を停止してから、帝政ロシアは飲む茶葉もなく、毛皮も売れず、学者の説によれば、彼らの損失は少なくとも500万ルーブルに登ったという。帝政ロシアは頭を下げて過ちを認め、また彼らの総督を罷免(ひめん)して、市場の再開を求めた。帝政ロシアは茶葉など中国の部品は切り離せず、大変清朝に依頼していた。

外国人は、金銀がこのように中国に流入したことを嘆い(なげく)ていた。だが乾隆皇帝以後の、後の数名の帝王はみな乾隆皇帝の戦略と勇気がなく、清朝末期になって、清朝と帝政ロシアの戦争で、大損をした。嘗て帝政ロシアが念願であった外満州(黒龍江=アムール川以北、外興安嶺=スタノボイ山脈以南)も不平等条約で帝政ロシアに割譲された。

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